11/2  水郷 

今日は連休ということで釣行ラッシュをかける。はじめは3日を予定していたが同行者山ちゃんは仕事が入っており日曜日となった。
集合時間になっても山ちゃんは来ない。いつものことながらやってくれるね〜(呆)。電話をしたら珍しくでたのでとりあえず待つことに。今、思い返してみればこの時に中止にしておくべきだった。このときには厳しい一日が待っていようなどとは思いもよらなかったのだ。

30分ほどして山ちゃんと合流。朝イチの利根川へと向かう。何せ3連休ゆえ有名ポイントは相当の人で混雑しているだろうと容易に想像できる。案の定、長豊橋・常総大橋とものすごい鯉竿の数でとても入るスキがない。そうなれば行けるところは必然的に残る牛ポイント〜大利根東公園前となるのだ。朝は移動時間の節約を考えて上流から順番に周るだけなのでしょうがない。

先週もそうだったが朝の利根川沿いの道は濃霧で視界が悪い。しかも気温は窓を開けて走れないほどまで冷え込んできている。冬はもう近くまできているのではと錯覚してしまうほどである。今年はあと何回釣行できるのだろうか。

牛ポイントに到着。今日も水は少ない。いつも言っているがもう少し水位があれば釣りになりそうなのだがな〜。雨が降れば水位は単純に復活しそうだがこの時期の雨は冷たく水温も一気に下がるので一概に期待できるものではない。気分はのらないがとりあえず来た以上は投げて様子を見なければとテトラ沿いにハーフスピンを投げる。そしてこないだの再現とばかりにテトラを渡り攻めづらいところにもキャスト。アタリはおろかベイトらしき魚も確認できず文字通りぜ〜んぜん反応がない状態。それならばといつものコースである公園前に救いを求める。

ここを渡るのは苦労した 今日も遅刻したぜ〜 こりゃよさそうなんだが

先週のバズでの連発で公園前は非常にいい感触を残している。てゆーかある意味ハマってしまった。そこで棒ポッパーに代わる新作ルアーを試すことにする。バズのヘッドだけで先端はスナップをつけてあらゆるルアーに合体できるという「バズヘッド」を自作して来たのだ。それもただのバズでは芸がないと考え、プロペラにブレイドが当たるようにし音によるアピールを強調するようになっている・・・はず。実際にはどんな組み合わせが一番いいのか非常に興味深い。手始めにシャロークランクにつけてみる。クランクといっても以前リップが欠けてしまったシャローAのリップを完全に取ってしまいトップ仕様にしたものだ。

さあ進水式。テトラ際に投入しどうなるか放っておくとわずかに沈んでいくことが判明。フローティングが理想だがこれはルアーを変えれば済む話なのでよしとしよう。そしていよいよ巻いてみる。「カラカラカラ」という金属音と「ジョボジョボジョボ」というプロペラの音が相まってサウンドアピールは恐ろしいほどだ。数十メートル離れたバサーが「何事か?」とこっちを見るほどものすごい音。さらに心配されたクランクの動きもさほど殺されていないしとりあえず成功。
気をよくし投げ続ける。マシンガンキャストじゃ〜。
しかしアタリはない。帰りはハーフスピンでよりタイトに狙ったがこれも不発。

尻尾を巻いて先週粘った末に釣れたバイブレーションポイントに急ぐ。

クランクで細かく攻めるがとにかくバサーが多い。さっきの公園前もそうであったが今日はいつもの日曜とは明らかにバサーの数が違う。次々に行きたいところに先回りされ攻めが封じられてしまった。
こうなれば・・・実績は少ないが禁断の地でやるしかないだろう。岬を超え、さらにその向こうへと早いラトルトラップで流していくと急にヌラーっとした重みが伝わってきた。ごみ?ちょっと止めてみてところどうやら動いているような・・・まちがいなくこれは生き物だ!しかもとてつもなく重い。次の瞬間、そいつは一気に沖に泳ぎだした。いつも固く締めてあるはずのドラグが滑って糸が出て行こうとする。20ポンドでも耐えるのがキツイほどの重さ。エラ洗いがないのでバスではないと瞬時に判断はついたがそれにしても何じゃ?
格闘してもなかなか姿を現さない。5分ほどやりとりしただろうか。手が痛くなってきた頃、ようやくその姿が見えてきた。さすがに疲れたのか観念して岸に寄ってきたのは69cmの鯉だった。なんと背鰭に見事に貫通フッキングしていた。だよな・・・前もここでニゴイを釣っている。外道ポイントとでも命名しようかな。それにしてもいい引きでしたよ〜。うれしいような、ん〜複雑。

おい〜!引きは強いけどバスじゃないよ〜 外道王炸裂。でもデカイっしょ?

しかしバスの反応はない。山ちゃんにアタリがあっただけ。その後携帯ポイント、山ちゃん杭ポイント、利根川篠原水門、と周るが相変わらずノーバイト。まずいんじゃないの?さすがに焦る。とうとうこの日がきたか・・・い、いやまだ最後に逆転があるかもしれん。大利根公園前で勝負じゃ。

万全を期し棒ポッパーで早くセコい攻めをする。日が傾いてきた。あそこまで傾いた太陽は落ちるのが早い。ん〜無念、オレもこれまでか。と、その時呼ぶ声が。なんと逆転したのは山ちゃんだった。ショック・・・ うう〜こうなったらやりたいことをやって撃沈だ!バズベイトを結ぶ。そして「祝、赤帽さん」と化したのだった。

疲れた。釣れない日は特にどっと襲ってくる。うなだれて戻ると山ちゃんは2匹目を追加していた。
「クソーーー!」夕暮れの利根川に負け犬の遠吠えが響き渡った。

今日の釣果  トール-赤帽さん 山ちゃん-2匹


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